権蔵温泉

・阿寒湖畔温泉 公衆浴場 まりも湯

 阿寒湖畔は大観光スポットでして、夏のONシーズンは観光客で大賑わいなんですよ。
おみやげやさん、食べ物屋さんなんかがワンサカあって温泉街を形成してます。
北海道で温泉街を形成しているところなんてのは、あんまりないわけで、定山渓、登別、湯の川、洞爺湖畔とここくらいかなぁ。

されど冬は閑散としてます。そりゃそうだ、メッチャくちゃ寒いからねぇ。う〜さび〜鼻毛が凍るぞよ!
本州のみなさんは是非冬に訪れて、本物のしばれってやつを体感して欲しいもんですなぁ。
そんな冬の阿寒湖畔温泉に行ってみました。物好きもいいとこだ。

 阿寒湖名物と言えば、アイヌコタンとまりも。
名物は、まりも羊羹に、まりもキティちゃん。これでもか!ってくらいマリモまりも。
目指す公衆浴場の名前もまりも湯。ベタベタなネーミングですってばさ。


阿寒湖畔温泉郷には、巨大温泉ホテルが林立し、その周りに中小の宿泊施設がびっしり建ち並んでいるのですが、残念ながら外湯は一つしかありません。それが「まりも湯」です。木造の小さな銭湯です。

まりも湯は温泉街の奧にありまして、そこへ行く小路もやっぱ「まりも通り」もう勘弁して欲しいほどのベタベタです。


観光地の公衆浴場だから?何故か入浴料は500円、子供290円と高め。営業は9〜21時。

受付式番台を過ぎると、普通の脱衣場。ちょっと寒い。
タイル張りの浴室は、大人が5〜6人入られる程度の湯船が一つあるだけのシンプルなもの。


湯船の周りに、まりもをかたどったおもちゃが置いてあります。阿寒湖のシンボルまりも。とにかく、なんでもかんでも「まりも」です。
湯船に浮かべて、まりもちゃん気分。

お湯は無色透明微硫化水素臭。PH7.64の単純泉。源泉温度62.9℃。毎分219L。泡付きなし、つるつる感なし、湯の華なし。淡泊そのもの。ややアチチでした。


・感想
かけ流しだし,さっぱりしたいい湯でした。

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